ピクティア夏のフォトコンテストへたくさんのご応募いただき、ありがとうございました。日常の中にある、素晴らしい夏の景色を収めた写真ばかりで、非常に難しい審査でしたが審査の結果、入賞作品が決定しましたので発表します。次回のフォトコンテストも企画中です。また素敵なお写真に出合える事を楽しみにしています。
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さわやかな夏の日、広いみどりの丘に落ちた子供用の帽子を撮影した1枚。帽子を落とした事に気づかないで元気に遊びまわっているのか、夏の終わりに、忘れられてしまった帽子なのか、帽子の持ち主はこの帽子とどんな夏を過ごしたのか1枚の写真から、様々な景色が鮮明に目に浮かびます。言語情報がないからこそ、いろんな物語を思い、写真を楽しむ事が出来るピクティアらしい写真だと思い、最優秀賞とさせて頂きました。
空の青、木々の緑、雲の白、夏らしい色があふれた見るだけで涼しくなる1枚です。夏の暑い1日に、自然豊かな川へ涼みにきたのでしょうか。透き通った躍動感たっぷりに流れる川に足をつけて冷たさに驚きつつも、涼を取る様子が目に浮かびます。
遠出が難しかった今年。家族で夏を楽しむために、お家でスイカ割りをしたのでしょうか。スイカをめがけて一直線に振り下ろされた腕に家族の方の愛情あふれる誘導の声が聞こえるようです。今年の日常の夏らしい、幸せ溢れるこの写真を優秀賞とさせて頂きます。
写真に奥行きがあり、山のふもとまで続くような、視界いっぱいに広がるひまわり畑。丁度見ごろを迎えたのか、どの花も美しく咲き誇っています。鮮やかな黄色と山と空の爽やかな色合いのコントラストが壮大さを強めています。
何もさえぎる物のない爽やかな空と大きな入道雲。シンプルですがすがしい1枚だからこそ、強く夏を感じます。子供時代に過ごした暑い1日を思い出すような、とても懐かしく気持ちの良い写真です。
どんどんと暗くなっていく、青と赤が混じる濃いグラデーションの空を撮影したこの写真はつよい印象が残る1枚でした。非現実的な色合いの空とスーパーや建物が1枚の写真になる事で日常の中にある、夏の瞬間をうまく切りっている点を評価しました。